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カニンヘンとミニチュアダックスのブリーダー
病気になって犬が苦しむのを見るより、予防できる病気であれば、事前に予防接種や投薬をして防御しておきたいものです。
ワクチン接種で防げる病気
  • 生まれたばかりの子犬は、母犬の初乳を飲むことで母犬が持っている免疫をもらいます。
  • この免疫を母子免疫といい、子犬の体を様々な病原菌から守る働きをしています。
  • しかしこの母子免疫は生後50〜60日頃までしか効き目がないため、その後はワクチンを接種して伝染病の予防をする必要があります。
  • ワクチンには数種類を一度に接種する混合ワクチンを使用するのが一般的で、3種混合ワクチンや5種、7種、9種混合ワクチンなどがあります。犬の体質や生活環境によって異なりますので、獣医師に相談して、どのワクチンを受けるか決めるといいでしょう。
  • このワクチン接種は飼い主が受けるかどうか決めるものですが、予防接種でしか防ぐことができない病気もありますので、なるべく受けるようにしたいものです。
ジステンパー
  • 「原因と症状」
    感染している犬の尿や糞、鼻汁、唾液などに含まれているウイルスから感染します。
    咳やくしゃみから移ることもあります。
    感染後1週間ほどで発病し、高熱、食欲不振、咳、鼻汁、呼吸困難、下痢、血便、脱水症状、けいれんや体の麻痺を起こして死亡します。

  • 「予防と処置」
    ワクチン接種で予防しましょう。

伝染性肝炎
  • 「原因と症状」
    感染している犬の尿や糞、鼻汁、唾液などに触れることでウイルスが口から侵入し、感染します。
    感染後1週間ほどで発熱や食欲不振、下痢、嘔吐、などが現れます。
    子犬の場合は、急に衰弱して血を吐き、血便を出し、感染後2〜3日で死亡することもあります。

  • 「予防と処置」
    ワクチン接種で予防することができます。
    なお、一度感染すると、治った後も長期間、ウイルスが尿中に排出されますから、他の犬に感染させないよう、飼い主が注意しましょう。

パルボウイルス感染症
  • 「原因と症状」
    感染している犬の尿や糞、唾液、食器などを舐めたり、ノミが媒介して感染します。
    腸炎型は感染後2〜5日ほどで激しい嘔吐や下痢、血便が起き、貧血や脱水症状を起こし、子犬の場合は1〜2日で死亡することもあります。
    心筋炎型は子犬に多く、呼吸困難を起こして30分ほどで急死することもあります。

  • 「予防と処置」
    ワクチン接種で予防できます。
    他の犬の糞などを舐めないように、飼い主が注意しましょう。
レプトスピラ症
  • 「原因と症状」
    肝臓や腎臓が侵される病気で、感染している動物の尿や、尿が混じっている水を舐めたり飲んだりして感染するほか、傷口から感染することもあります。
    犬だけに感染するカニコーラ型は、下痢や嘔吐を繰り返し、腎不全のために尿毒症を起こして死亡します。
    人にも感染するワイル型は、下痢や嘔吐のほかに黄疸症状が現れ、やはり尿毒症を起こします。

  • 「予防と処置」
    回復しても慢性腎炎に移行することが多いため、ワクチンを接種することが大切です。

ケンネルコフ(パラインフルエンザウイルス)
  • 「原因と症状」
    気管支炎の1種で、感染している犬の咳やくしゃみから感染します。
    興奮したときや運動時に乾いた咳をし、微熱が続きます。重症になると湿性の咳をし、吐き気や元気消失、食欲不振、体重減少などの症状も見られます。

  • 「予防と処置」
    ワクチン接種で予防できます。多頭飼いしていると他の犬に感染しやすいため、注意が必要です。
投薬で防げる病気
  • フィラリア症という病気を持つ犬の血を吸った蚊に刺されることで、フィラリアという虫が心臓に寄生します。
    蚊が飛び始める5月初め頃から初冬まで毎月1回、予防薬を飲ませることで防げる病気です。
フィラリア症(犬糸状虫症)
  • 「原因と症状」
    • 体長17〜28cmの糸状の虫フィラリアが、子虫の段階で蚊によって媒介されて他の犬の心臓や肺動脈に寄生し、成虫となってその犬の血液循環を妨げる病気です。
    • 咳や貧血、腹水、毛切れ、呼吸困難などの症状が現れ、内蔵に障害を起こして死亡する事も少なくありません。
    「予防と処置」
    生後6ヶ月経ったら、蚊が発生する時期に月1回予防薬を飲ませて予防しましょう。
        感染後に予防薬を飲ませるとショックを起こすことがあるため、服用前に感染の有無を調べます。
        発症した場合は薬物や手術で治療できます。

法律で義務付けられている病気
  • 人にも感染し死に至るため、法律で義務付けられています。日本ではここ50年ほど発生していない病気ですが、世界的にはまだ存在します。必ず、予防接種を受けるようにしましょう。
狂犬病
  • 「原因と症状」
  •     感染している動物にかまれて感染し、2〜6週間ほどで発病、3〜4日のうちに全身の感覚が麻痺し、性格も破壊され、死亡します。
  • 「予防と処置」
  •     人間を含めたあらゆる哺乳動物に感染する病気で、治療法はまだ確立されていません。
  •     狂犬病予防法によって、年1回のワクチン接種が義務付けられています。第1回目のワクチン接種は、生後3ヶ月頃に行います。
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